地主神社
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地主神社

地主神社総門
地主神社の鳥居

えんむすびの神 地主神社

大国主命と因幡の白ウサギ
大国主命と因幡の白ウサギ

地主神社は清水寺本殿のすぐ北側にある、縁結びの神として有名な神社です。
地主神社の主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)で良縁の神様とされています。また大国主命の父母神である素戔嗚命(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしなだひめ)、さらにその父母神の足摩乳命(あしなずちのみこと)と手摩乳命(てなずちのみこと)を祭神として正殿に祀られています。
地主神社は大国主命にその父母、さらにその父母と3代に渡る建国の神様をお祀りしていることで縁を大切にする「えんむすびの神社」と言われるようになったのでしょう。地主神社は古くからえんむすびの神とされ、文献では江戸時代にも「恋占いの石」で恋を占う若い男女が大勢つめかけたと書かれています。


名称
地主神社(じしゅじんじゃ)
創建
不明 神代(建国以前)
御祭神
大国主命 - 主祭神
素戔嗚命
奇稲田姫命
足摩乳命
手摩乳命
お祭り
5月 5日 地主祭り(例大祭・神幸祭)
毎月第1日曜 えんむすび地主祭り
文化財
本殿、拝殿、総門:重要文化財
1994年ユネスコ(UNESCO)世界遺産登録
参拝時間
午前9:00 ~ 午後5:00
問い合わせ先
〒605-0862 京都市東山区清水一丁目317
TEL:075-541-2097

地主神社の歴史

地主神社の本殿
地主神社の本殿

地主神社は清水寺・本殿を抜けて左側の石段を登ったところにあります。場所が清水寺のすぐ脇にあることから明治以前は清水寺の鎮守社として扱われていました。しかし、明治政府の神仏分離令により、明治時代以降独立した神社となりました。
(参照:清水寺
地主神社の歴史を紐解くと、起源は清水寺よりも古いようです。社伝によると起源は日本建国以前の神代となっています。この社伝を信じる根拠も残っています、境内にある「恋占いの石」を原子物理学者ボースト博士による科学的年代測定で縄文時代のものであると証明されました。

縄文時代
境内の「恋占いの石」の年代測定によると
縄文時代のものと証明された。
811年(弘仁2年)
嵯峨天皇が地主神社に行幸した際、
桜の美しさに3度車を返したことから「御車返しの桜」と呼ばれ
桜の名所とも言われる。
970年(天禄元年)
円融天皇が行幸され、臨時祭が行われた。
これが地主祭り(例大祭)の起源とされる。
1633年(寛永10年)
徳川家光が現存する社殿を造営した。
この年、家光は清水寺の再建を行っており、
合わせて地主神社の造営も行ったと思われる。
1868年(明治 元年)
明治政府の神仏分離令により、地主権現社が「地主神社」として分離独立した。

(参照:清水寺の歴史

恋占いの石

恋占いの石 手前
恋占いの石 手前側
恋占いの石 奥
恋占いの石 奥側

地主神社の石段を登り本殿に向かうと通路の真ん中に「恋占いの石」が置かれています。恋占いの石は二つあり、入り口そば(写真左)と10m程離れた境内の奥にもう一つの石(写真右)があります。言い伝えでは片側の石からもう一方の石まで目をつぶってたどり着けば、恋が叶うと言われています。周りの人に助けられてたどり着くと、実際の恋も人の助けが必要だとか。
もっとも「恋占いの石」が置かれているのは本殿と拝殿の間で大勢の人が集まる場所です。ここで目をつぶって歩くのは、人に迷惑をかけているようなものです。もしかすると恋も他人に迷惑をかけながらも、突き進めと言うことでしょうか。

地主神社 写真集

おかげ明神と祈り杉
おかげ明神と祈り杉
水かけ地蔵
水かけ地蔵

地主神社の奥にあるのが「おかげ明神(おかげみょうじん)と祈り杉」です。おかげ明神は一つだけなら願い事を叶えてもらえる一願成就の神様。奥の杉は「いのり杉」で、丑の刻まいりにもつかわれたという、ちょっと怖い神木です。
おかげ明神のすぐ右脇にあるのが「水かけ地蔵さん」です。水をかけて祈願するとご利益があると言われています。

地主神社のお守り
地主神社のお守り
因幡の白ウサギ
白ウサギのぬいぐるみ

えんむすびの地主神社だけあってお守りの種類はかなり多いです。えんむすび・恋愛成就を詳細な目的別に多くの種類のお守りが用意されています。これだけあれば、あなたの目的に合うお守りが見つかるかも...
地主神社の主祭神が大国主命なので、絵馬やお守りにも因幡の白ウサギにちなんでウサギが良く登場します。境内には大きな白ウサギのぬいぐるみまで置かれていました。


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